手作り ドッグフード 栄養

栄養バランスは大丈夫なの?

手作りフードに興味を持ったきっかけには、ワンちゃんの食欲がないことや、ドッグフードが体質に合わない、また添加物が心配などといった声が聞かれます。

 

その一方で手作りフードだと栄養バランスが崩れたり、歯石がたまったりするんじゃないかという不安があって、なかなか踏み切れずにいる人もいるのでは。

 

そこで今回は手作りフードに関する素朴な疑問や、料理を作るうえで役立つ情報をお届けいたします。

手作り食だと栄養バランスが崩れるのか?

犬に必要な塩分量は?

手作りフードにどんな食材を使っていいか分からない場合、それまで食べていたドッグフードのパッケージを参考にしてみてはいかがでしょう。100g当たりのカロリーや原材料が記され一目瞭然です。そこから気づくのは、どのドッグフードにも肉・穀物・油・ビタミン類、ミネラル類などの構成をしていることです。

 

犬に必要な栄養素について、花王のペットサイト「愛犬と暮らす生活事典」を参考になさるといいでしょう。そこには犬に与えてはいけないものが紹介されています。記事によれば犬はあまり汗をかかないので、塩分の必要量は人間の3分の1程度ということです。

 

栄養素の配合比率は人間と違う

人と犬の栄養比率は異なります。人間の三大栄養素の割合が、タンパク質13〜20%・脂質20〜30%・炭水化物50〜65%※1と言われるのに対し、犬はタンパク質25%・脂質15%・炭水化物60%※2など、タンパク質が多めです。これにビタミン類やミネラル類などが加わります。

 

犬の手作り食の本には、穀類、肉&魚、野菜の割合が1対1対1と紹介するものがあります。※3 またその他にアレルギー除去食を紹介する本には、タンパク質3、炭水化物1、野菜1としたものもあり、考え方はいろいろのようです。※4

 

無添加ドッグフードの原材料

ここで国産無添加ドッグフードの原材料もチェックしてみましょう。楽天の人気ショップ「シアン シアン」のドライフードには、主な品目に下記のものが並んでいます。

 

肉類・魚・玄米粉・大麦全粒粉・魚粉・いも類・ココヤシの乾燥胚乳・煎りゴマ・きび・ひまわり油・おから・ホエイ・海藻・脱脂粉乳・オリゴ糖・乳酸菌

 

手作りレシピにこれらの材料をいくらか加えても良さそうですね。もっと詳しく知りたい方はお店のサイトを見てくださいね。

 

プロ直伝の手作りフードの作り方

シンプルで簡単なレシピもある

手作りフードを作るにしても、どんな風に作っていいのか迷いますよね。特に画像投稿サイトの手作り犬ご飯は、フレンチ料理並みの完成度! レシピ投稿サイトの人気メニューも美しいケーキやおせちだったりするので、「あんなすごいの作れない」と思った人もいるでしょう。でも簡単レシピもちゃんとあります。

 

人気フレンチ料理店「オギノ」シェフの愛犬ご飯

人気雑誌「BRUTUS」特別編集版の犬特集に、犬用レシピが紹介されていたので、少しご紹介します。評判の良いフレンチレストラン「オギノ」のシェフが、愛犬のために作ったご飯です。内容は茹でた野菜と肉に、胚芽米や野菜スープを加えたシンプルなもの。使っているのはフレンチ用のおしゃれ野菜なので、すごくカラフルな色合いをしています。

 

「帝塚山WANBANA」オーナーレシピ

犬用ケーキや手作り食の店「帝塚山WANBANA」のオーナーが出版されたレシピ本の中には、おしゃれなお菓子の他にアレルギー食も紹介されています。魚は水煮をペースト状にして、野菜は茹でたものを使っています。果物や生野菜もあります。ワンちゃんのお悩みの症状により、食材の種類や品数に様々な工夫を凝らして作られた完全オーダーメイド食です。

 

「オギノ」のシェフとの共通点は、肉や魚、野菜を数種類ミックスすること、植物油を加えること。これに症状改善のためのサプリを足す場合もあります。

手作りフードは歯石が増えるのか?

歯の健康を保つ食材

確かにねちゃねちゃした食べ物だと、歯垢がたまりやすそうですよね。リンゴをかじると、歯が健康になるというのを耳にしたことはありませんか? 歯の表面をきれいにする食品として、よく食物繊維が挙げられます。歯の健康を保つ食材について、もう少し知りたい方は、別記事「ワンちゃんの歯を長持ちさせるには、どうすればいいの?」にもいくらか書いてありますので、ご覧くださいね。

 

犬は歯垢がたまりやすい

そもそも人間と口の中の成分が違うので、犬に虫歯は少ないそうです。ところが歯石が原因で起こる歯周病は多いのです。これを防ぐには、歯石が硬くならないうちに取り除くしかありません。手作りフードを与えたら歯石が増えるのではないかと心配な方は、普段から歯のお手入れを小まめにしてあげると良いですね。